東京農業大学 国際協力センター 交流・体験ツアー
 さつまいも掘り・茶摘み・マイ箸作り欲張り体験記 in 藤野町 08.1007曇

 東京農業大学の国際交流センターの留学生の学生約50人を含めて、海外のドイツ、
 アメリカ、タイ、シンガポール、マレーシアなどの海外からの交流研修生28人と学校
 関係者の方々総勢90名で、雨上がりの緑の木立をかすめてたちのぼる雲にけぶる
 藤野町を訪れました。

 一行は、まずは名倉地区でさつまいも掘りに挑戦、
 さつまいもの葉が取り除かれた畑で、こんもり盛り上がった畝を掘り分け、次々と太
 めのおいも細めのおいもを、にぎやかに元気よく掘り出して、大満足の笑顔で写真を
 撮りあい、わきあいあいのうちに収穫は終了。

 次は、茶摘み体験
 名倉のさつまいもの畑から約10分、沢井地区にある2年前に廃校となった元沢井小
 学校に到着。トイレ休憩後に、茶畑がある大日野原農園にいざ出発。
 森林浴を楽しみながら登ること、約15分、獣被害を防ぐための高電圧の柵に囲まれ
 た30ヘクタールの大日野原に到着。

 茶畑のオーナーの佐々木さんから採り方の説明。
 
 採りやすいように茶の木の間が切り取られ整備されていた茶畑で。

 「新芽の部分の2−3枚分をつまむように採ってください」との説明もにぎやかな話し
 声で消されがち。

 約1メートルくらいの背丈のお茶の木、収穫用の袋を持ちめいめいが茶摘みを開始。
 茶摘みというより、雰囲気を楽しんでいるという光景が、あちらこちらでみられました。
 茶畑の中から顔を出し、写真を撮り合っては、お茶を摘む。
 
 大日野原農園の片隅に咲くコスモスの花がそよ風に揺れていました。
 約30分、お茶の葉が袋いっぱいになり体験は終了。
 だらだら坂を下り、バスが待機する元沢井小学校校庭へ。

 最後の体験は竹を材料にした、エコマイ箸作り

 元沢井小学校をあとにして、日蓮(ひづれ)地区の杉集会場に向かう。
 
 皆さんが、十二分にお楽しみのために、日程が大幅に遅れて会場に到着。
 2階の会場には、インストラクターの和田の里のみちくさの会の面々が待ちわびてい
 ました。
 インストラクターを代表して小林さんが挨拶、作り方の説明。
 「ナイフを使うので、ケガには充分注意してください」と注意もあった

 早速、箸作りが始まる。
 まず、切り目がつけられた棒状の竹を割り、二分する。
 その後は、一本ずつ削るだけ。

 最初は戸惑いながらも、真剣な表情で、一心不乱に挑戦。
 立派に体裁良くできた人、削りが不足していて太めにできあがった人、センス良く竹
 の表面を残して仕上げた人、それぞれ自慢のマイ箸が完成。

 いよいよ最後は、昼食 予定時間を40分も遅れて13:20頃になりました。
 メニューは、先ず、本日収穫したさつまいも、とお茶の葉のてんぷら、地元野菜を酢
 で味付けをしたあいもの、地元野菜ふんだんに使ったけんちん汁、自家製こんにゃく
 を甘味噌にあいた刺身こんにゃく、地元の小麦を使った手打ちうどん、野菜サラダ、
 さばの干物という献立。

 おまけが、蒸かしたさつまいもが竹かごに乗せられ配られた。
 皆さん、ほとんど完食。

 これで、本日の予定は、大満足のうちに無事終了。

 海外から来られた研修生も、在校生もそして学校の先生方、事務局の方々にも良き
 思い出となったことでしょう。

 それぞれの国に帰られて、また、藤野町を思い出してくれることでしょう。

 体験三昧の1日でした。
藤野町の象徴 緑のラブレター 地元のお母さんから芋掘りのてほどきを
いもの葉とつるをとった畝を掘る 掘るとすぐ いも が顔を出す
簡単に掘れました 収穫した いも を持ってハイポーズ
大きいおいもが掘れました 掘ったのよー
芋掘り後 バスを待つ学生の皆さん 大日野原農園で茶摘み
茶摘み 茶摘みの合間に記念撮影
ドイツから来日   とっても笑顔がすばらしい ドイツから
茶摘みのお手並みは 茶摘みというより、雰囲気を堪能
大日野原農園に咲くコスモス 茶摘み終了 元沢井小学校校庭
マイ箸作り 竹を削り始め うまく削れますか
一心不乱に 徐々に完成へ
手つきがお上手です ケガをしないように慎重に
左から甘味自家製噌刺身こんにゃく、自家製うどん、地元産野菜サラダ
さつまいもとお茶の葉のてんぷら、さばの干物、地元産野菜けんちん汁
 食事前に作ったマイ箸でいただきました。